虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会6話「笑顔のカタチ(⸝⸝>▿<⸝⸝)」感想 飛翔
タイトルで顔文字を使われると記入するとき困っちゃうんだよね。。。
兎にも角にも第6話、オタク殺しの回だったというか、先代たちにも見られたような典型的なメンタルヘルス回だったかなあなんてちらと思ったりほとんど自己解決だから全く違うと思ったり感情がいろいろ忙しかったのですがまあ書いていきましょう。
6話文字起こしは終わっているのですが今日夕方以降表参道辺りを友人とぷらつく予定が入っているので駆け足で参りましょう。愛さんの時みたいにウン千字とか書かないつもりで。
無理しないでね
いきます
①はじまりは「クラスメート」
くっそシュール
養殖さんはこういったゲーセンではコインゲームとUFOキャッチャーしかやったことがないんですが、こういうの見せられるとVR系統のやつもやってみたくなりますね。
私の生まれはくそ田舎なので家からゲーセン(それもショッピングモールの一角にあるようなちっちゃいの)まで6キロくらいあったんですね、どうでもいいですね。
これ、「クラスメート」が言及してましたけど東雲学院は虹ヶ咲の近くなんですね、彼方ちゃんが転校するのもまま無理ないかな、鎌倉から通うわけじゃないし。
東雲学院の話題から次回へパスするのもまたお上手な…
東雲学院といえばさっき記したように彼方ちゃんの元の学校、そして妹の遥ちゃん、あくあの千歌ちゃんにキャラを奪われた感の強すぎる支倉かさねちゃんとかの学校…だったはず、出てくれたらうれしいな
ここで璃奈ちゃんが友達を作りたいとしていたことはまた意外でしたね、今までそんなこと言って無かった気がするし。彼女の「つながりたい」もファンと気持ちを共有したいってことに重きを置いているようにも見えていましたからね。
歌とパフォーマンスを通じて≒スクールアイドルという道具をもって友達を作りたい、いいじゃんそういうの(全部良いっていうタイプのオタク)
②無理
ここでの「無理」は出来ないの意味じゃなくて自分のパーソナリティに合わない背伸びの意味ですね。
頑張ることと無理をすることは似て非なるもの、それは誰しもが知ることだとは思いますがここでの璃奈ちゃんは明らかに無理の方向に突っ走っているんですよね。
無理をしてはいけないというわけではないんです、無理してでも頑張る姿はもちろん美しいですから。でも無理をしてでも今変わらなきゃっていう気持ちは焦りすぎなんですよね。
この後の侑ちゃんの「出来ないことがあってもいい」という言葉にもある通り、すべてを解決しなきゃステージに立てない、友達が作れないわけではないんです。
それが璃奈ちゃんはたまたま目に見えて分かりやすい、本人もそれ故の失敗の連続だったというだけで。
前の描写にも合った通り彼女は柔軟もずっと頑張ってきたしダンスも歌も、多すぎた課題と真摯に向き合って結果を出してきたわけです。十分だろ(これは視聴者というすべて見ている立場からの言い分なので観客はそうは見ないだろって言われたら肩パンします)
苦手も得意も様々でいい、それが虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会だよね
『それぞれのMAP 同じものはないね きっとないね 夢の色も違うけど 思いは一緒だよ 熱く、一緒だよ!』
もう、繋がってる
璃奈ちゃんの悩みって(まあこんなブログ読むのは9割9分9厘オタククンなんですけど、)オタク限らずコミュニケーションに悩む人って多いですから刺さる人もそれ相応に多いんじゃないかなって思います。そういった意味で「オタク殺し」って書いたんですけど。
小さなコンプレックスでも悩み続けているといつの間にか大きな枷になっていたり身動きが取れなくなっていたり、そういうもんですよね。コミュニケーションに関してはSNSっていう便利な物が出来てからは尚更顕著かもね。
それを無理に正々堂々と治しに行かなくてもいいんですよね。そりゃ正面突破で解決したほうが気持ちいいかもしれないけど。彼女の選んだボードという手段だって、言わないだけで本当は彼女は出来ることなら頼りたくないと思っているでしょう。でも出来ることから努力してやっていけばいい。補助輪なしじゃ自転車は乗れないわけじゃないですからね。ペダルを踏む努力をして、ハンドル操作をして、最後に少しずつ補助輪なしで走れるようになればいいわけです。
今回はメンタルヘルスと書きましたがただお悩み解決するだけではなく、無理をしてでもという彼女の努力と自分の現状との折り合いという面でとても心打たれるものがあり、非常に良いものを見させてもらえました。
③愛と璃奈
璃奈ちゃんといえば次に出るのは
愛さんですよね
いやあいりなとかりなあいとかそういう百合な話じゃないよ、百合は専門外なので
もともと璃奈ちゃんボードは愛さんの考えたものという設定があり、そのうえ元来の一番の理解者ということで今までかなり愛さんと璃奈ちゃんがいっしょにいるシーンは多かったですよね。アニメやその他問わず。
私が虹ヶ咲アニメで評価している点が「穂乃果と千歌がいないこと」なんですけれど、今回の璃奈ちゃんの悩みについて侑ちゃんと愛さんがこの二人になり得てしまうんじゃないかなあってひやひやしてたんですね。
虹ヶ咲の評価ポイントが鶴の一声で物事が決まる訳では無い点です。先代はみんなで考えてる描写こそあれ最終的に穂乃果と千歌が言ったこつが全てのような印象が強いですから。
一番危惧したのが愛さんが璃奈ちゃんボードを思いついてしまうこと。
まあ百合とかそういう目で見りゃ悪くはないんですけど、これって璃奈ちゃんがボードを使うたびに愛さんへの依存度を深めてしまう要因になってしまうんです。
愛さんがいなきゃこの会話も成り立たないんだよねって。
それが今回どうだったでしょうか。
回想でも「愛さんと会えた、スクールアイドルの凄さを知ることができた」でスクールアイドルと愛さんの重要度がほぼイコールで、ボードもヒントこそあれ自分で思いついたもの。
かなり愛さんの比重が下がっています。もしかしたら愛さんはもともとボードのアイデアを持っていたのかもしれませんが、そうであれば璃奈ちゃんの主体性に任せている。
ここを私は一番評価したいです。かなり賛否な言い方になってしまいますが愛さんの存在に依存する璃奈ちゃんの属性なんて必要ないんです。一人の友人でいい。だって璃奈ちゃんはひとりで歩めるから。スクールアイドルをやってみたいと言ったのだって愛さんがやりたいからじゃない。自分がスクールアイドルという手段を用いて皆と繋がりたいと思ったから。
④おまけ
これについては触れなくてもいいですよね、鏡の演出なんて誰でもわかりますもんね
これ、ずるくない?
ステージの光に照らされる姿、思い出しちゃうじゃん、μ’sをさ
ここ
人気ありますね
私の友人の言葉をまた借りてしまいますが、「無機質なアイドル」じゃないんですよね彼女は。熱い思いを外部に出力するのが苦手なだけで。
それがこの1カットだけで充分表現できるの、すごいですよ。
⑤まとめ
5話最高!って言った後にこんなに素晴らしい6話をぶつけてくれるの感激だよ、最高のアニメ
主に今回言いたかったことは「少しずつ補助輪を外していけばいい」「愛さんの存在に依存する璃奈ちゃんの属性はいらない」にほぼ集約されているんで特段まとめるようなこともないですね、もう3000字超えちゃったし。
それでは急ぎ足になってしまいましたが7話の感想ででもお会いしましょう。